それでも生きていく
久々にブログを更新しました。
ちょっといろいろとあって、完全に放置していましたが。
たぶん。
私の人生の中で一生忘れられない出来事。
友人を亡くした。
正直、こういうことを記事にしていいものかは迷いがあるけど。
書いている今も迷いは拭えていないけど。
心の整理はつかない。
きっと、一生、死ぬまでずっと。
でも、生きていかなきゃいけない。
そう思った。
友人と最後に話した言葉も、その時の状況も。
時間が経った今でも頭から離れずに残っていて。
いつも通りの、いつもの他愛ない会話。
「じゃあまたね」
何でもない挨拶を交わしたことも。
もしあの日、何かひとつでも行動が違えば。
今頃は友人も生きていて、いつものように笑っていたのかな。
もしあの日、もっと早く「じゃあまたね」と言って別れていたら。
誰も辛く苦しい思いをせずにすんだのかな。
もしあの日、もしあの日・・・。
その思いは、きっと一生消えない。
突然の別れを経験することは、誰にでも起こりうることだと。
頭の中ではわかっていた。
日本は今、自然災害も多いし、悲しい事件も多い。
そうやって大事な人を亡くすことだって、
「自分には起きない」
なんて保証は全くない。
でも。
やっぱり、前日まで普通におしゃべりして、
一緒に笑っていた人が突然いなくなってしまうことは。
本当に辛くて悲しい。
「何も手につかない」という言葉が、悲しいくらいふさわしい。
それでも、毎日は過ぎていく。
仕事だって待ってくれない。
形は違えど、身近な人との突然の別れを経験した人は。
私だけじゃない。
でも、みんなどこかで折り合いをつけて生きている。
「友人のためにも強く生きていく」
なんてカッコイイことは言えない。
それでも。
私は生きていく。
どんなに辛くても、自分で命を絶つことだけはしない。
そう決めた。
だって。
「残されたほう」になってよくわかったから。
どうにもならない悔しさを抱えるのは辛いことだから。
その辛さを、大切な人達に味わわせることはしたくない。
それだけでたぶん、生きていける。
この記事は、私自身のためでしかないかもしれない。
でも、もしこの記事に辿りついた方がいて。
少しでも「生きること」に迷いがあるとしたら。
お願いだから「残された人」のことを少し想像してほしい。
人それぞれ事情があるし、私だって何もかもが順風満帆ではない。
あなたの辛さをわかってあげることはできないと思う。
でも、何もできずに友人がいなくなってしまうのは。
やっぱり悲しいよ。
私は自分が最期を迎えるまで、きっと一生忘れない。
今はもう日常生活を送っているけど。
ずっと心の中からその事実は消えずにいる。
でも。
同じ思いを誰かにさせないためにも。
私は大切な人の誰よりも長生きしてやる。
そう決めた。