Life-Log

日々の雑記を綴っています。興味のあること・日常気付いたこと、撮影した動画や写真をUPしています。よろしくお願いします。

東海豪雨を思い出した~台風19号~

台風の被害に遭われた方々。

心からお悔やみ申し上げます。

 

私の住んでいる愛知県は、特に大きな被害はなく。

台風の進路図見ていても、おそらく大丈夫だろうとは思っていました。

でも、川の氾濫を見ていると、過去の東海豪雨を思い出す。

ja.wikipedia.org

 

まだスマホがなかった時代。

だから今みたいにSNSでの情報拡散などもなくて。

私は駅に取り残された。

 

電車が動かなくなり。

携帯の電波もつながらず。

駅の公衆電話は長蛇の列。

 

どうにもならずに、とりあえずコンビニに飲み物を買いに行ったら。

いつの間にか傘を盗られて

もうふんだりけったり(( ノД`)

 

その後、駅から離れた公衆電話でなんとか親に連絡を取り、迎えに来てもらったけど。

実家まではたどり着けず、途中の祖父の家で一晩を過ごした。

幸い、実家も祖父の家も水浸しになることはなかったけど。

途中で見た川の水位の高さには、本当に恐怖を感じた。

 

私はまだ運がよかったほうで。

後で聞いた話では、たくさんの人が帰宅困難で一晩駅で過ごしたらしい。

 

あの時もいろんな場所で被害があった。

名古屋が水浸しになるなんて考えてもいなかった。

「自分は大丈夫だろう」という正常性バイアスが働いてしまった人は多いはず。

実際私もそうだった。

「大雨なんてそんな珍しいものでもないし、台風なんて聞いてないし」

電車に乗って、駅に停めてある車で普通に帰宅するつもりだった。

そう。誰もが「自分は大丈夫」だと思っていた。

通っていたダンススクールの事務長が声をかけにくるまで、誰も「自分が帰宅できない」という事態を予測していなかった。

いよいよマズイ事態になり、急いで駅に向かった頃には遅かったというわけ。

 

その後も、大雨が降ると、この話題はたびたび出てくる。

中には、水没した車を安価で買いとったはいいけど、ある日車のフロアマットを持ち上げたら、大量の砂が出てきたという人もいた。

携帯電話の水没も多く、その当時携帯ショップで働いていた人は対応に追われて大変だったらしい。

 

その時の経験からか、私が以前働いていた会社は、台風や大雨の際には早めに店を閉めていた気がする。

実際、台風19号が12日に最接近するという情報を受けて、近隣のお店や会社はほとんど朝から休みになっていた。

私の勤めているところも例外なく臨時休業。

東海豪雨の頃はたぶん多くの会社がギリギリまで休業にはしなかったと思う。

それだけでも災害の教訓が生きているということなのかな。

 

日本は本当に災害が多い。

特に近年、自然災害のニュースは増える一方な感じがする。

 

本当に、いつか災害がなくなってくれればいいのに。

突然の悲しい事態に見舞われる人がいなくなればいいのに。

 

今回の台風19号で被害に遭われた方々、

そして台風15号で被害に遭われた方々。

大変な日々が続くとは思います。

すぐに立ち直るとか、そんなに無理することはないと思います。

私も突然の事故で友人を亡くした時、しばらく立ち直れませんでした。

時間がかかってもいいと思います。

あまり使いたい言葉ではないけど、

頑張ってください。

ゆっくりでいいと思うので。

 

少しでも早く、いつもの日々に戻れることを心より願ってます。