Life-Log

日々の雑記を綴っています。興味のあること・日常気付いたこと、撮影した動画や写真をUPしています。よろしくお願いします。

2020年初日の出(動画でお楽しみください)

新しい年を迎えました。

今年もよろしくお願いいたします(*'▽')

 

2020年元旦は。

初日の出を見に行ってまいりました。

この3年、ずっと同じ場所に足を運んでますが、

幸いにもすべて「晴天」!!

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日の出前の空って本当に幻想的・・・。

 

さて。

場所は愛知県にある「ロコステーション赤羽」というところです。

愛知県の「初日の出スポットといえば、伊良湖岬が有名だと思いますが、

赤羽はその近くですね。

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赤丸で囲ったところは「伊良湖岬」です。

最南端での日の出を見たいなら、やはり伊良湖岬がオススメです。

ただ、けっこう早めに行かないと車が停めれません・・・(( ノД`)シクシク…

それでもやはり「最南端」というバリューにこだわるなら、愛知県では伊良湖岬をおいて他はありません。

 

私は「最南端」には特にこだわらないので、いつもその右側の「赤羽」を目指します。

ロコステーションは駐車場もあるので。

そしてなんといっても広い。

開放感、ハンパないです♪

 

動画に収めたので、2020年初日の出をぜひご堪能ください(^^♪

 


2020年元旦の初日の出。【あかばねロコステーションにて撮影】


実は結構人が来ていたんですが、広すぎて全く気になりません(笑)

その代わり、風をよけるところが全くないので、寒さ対策は絶対に必要です。

 

私のおすすめの寒さ対策は、

・風を通さない服(スキーウェアの上着とか)

・風を通さないボトムス

私のように撮影目的で行くと、どうしても長い間風にさらされるので、風を通さない衣類は必須アイテムです。

あと、手袋は厚めのものだとカメラの操作やスマホの操作が面倒なので、結局使いません。

そのため、手はカイロで温めます(笑)

 

寒いけど、見る価値がある初日の出。

来年も天気次第では見に行く予定です♪

 

今年見ることができなかった方に、少しでも日の出のすばらしさを味わってもらえればうれしいですね(^^

 

それでは、今年もポツポツ更新かもしれませんが(笑)

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

F1日本GP国歌独唱について思うこと

先日行われたF1日本グランプリ

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我が家はDAZNでのライブ配信を楽しみました。

 

 

最近F1の魅力にすっかりハマってしまい、自宅でF1観戦できるありがたいサービスの恩恵を余すことなく享受しております(笑)

 

実は、今回の日本GPでの国歌独唱にいろいろな意見が出ているようで。

 

歌った人は

04 Limited Sazabys(フォー・リミテッド・サザビーズ)

というバンドのボーカル。

www.04limitedsazabys.com

 

愛知県出身のバンドだということだが、お恥ずかしながら私は名前くらいしか聞いたことがなかった。

年齢の割に、様々な音楽を聴くという自負はある。

ロックだって好きだし、パンクだって好きだし。

(最近はWANIMAがけっこう気に入ってる)

ただ、 

04 Limited Sazabys

 については、聞いたことはあるかもしれないけど好みじゃなかったのだろうか、名前を見たことがある程度だった。

 

だから画面に映った時は「誰?」となったのだけど。

まぁ、こんな世界の大舞台で歌える人なら上手なんだろうな。

 

一応youtube検索したら出てくるので、興味がある人は聞いてほしい。

 

私の個人的な感想は。

「ちょっと荷が重かったのかな。。。」

なんせ彼をよく知らないので、むしろ率直な感想として受け止めてもらえればいいのだけど。

正直なところ、世界中で流れるものだから、もう少し誰でも知っている人に歌ってもらいたいと思ったのは事実。

ただ、うまいか下手かは、聞き手次第だと思うので、そこに関しては言及しない。

 

ファンからすればこんな世界の大舞台で、大好きな人が歌を歌うだけで嬉しいだろうし。

でも、F1を純粋に楽しみに来ている人にとっては、「知らない人」かもしれない。

SNSでは様々な感想が生まれていた。

「賛」の意見のほとんどはファンだと思う。

 

気になったのは、「否定するならお前が歌ってみろ」という意見がけっこう多かったこと。

「あれが彼の味なんだから、知らない奴が否定するな」という意見も多かった。

ファンからすれば、好きな人が侮辱されるのは許せない。

もちろんその気持ちはよくわかる。

私も好きなタレントやアーティストが悪意にさらされるのはいい気持ちはしない。

 

でも、世界中の人から「賛」ばかりもらえるような人はいない。

 ファンがどれだけ「あの人は有名だよ」といっても、ファン以外は彼らの音楽を知らない。

だから「否定的」な意見が出るのは仕方ないと思う。

すべては「受け手」の感想なのだ。

むしろ、「賛」の声より「否」の声に耳を傾けるべきじゃないだろうか。

ファンはどんな風であれ味方なわけだし。

そこに甘えていると、結局それ以上は広がらない。

 

もし、「自分たちの音楽をわかってくれない人の評価は一切聞かない」というなら、それはもうプロではないと思う。

自分達を貫くというのはカッコイイし、それが認められている大物だって数多くいる。

でも、そんな人たちでも誰もが「賛」の声ばかりを上げるわけではない。

それでも、様々な声を受け止めながらも、乗り切ってきたからこそ今活躍している人は多いと思う。

自分達を支持してくれる人の中だけで認められればいいのなら、いっそアマチュアのほうが楽しくやれると思うし。

 

なんせ今回は彼らの音楽に興味があるライブのお客ばかりではないのだ。

鈴鹿サーキットに集まった人も、テレビなどを通してF1を見ている人も。

レースを楽しみにしていた人にとって、「あれ誰?」となるほどにしか、まだ彼らが知られていないということ。

厳しいけど、それが現実だと思う。

それに知らない人でも納得のいくような歌だったら、「否」の意見はもっと少なかったかもしれないけど。

 

プロであることというのは、ミュージシャンに限った話ではない。

誰だってお金をもらって仕事をしていれば、相手からすれば「その手のプロ」なわけだし。

サラリーマンだって、相手に否定されながら懸命に改善策を練ってチャレンジしている人がいっぱいいる。

人気ミュージシャンのように、ファンが味方になってくれるなんてありがたい事態に恵まれる人のほうが圧倒的に少ないと思う。

 

仲間内で傷をなめあっているばかりだと成長できないし、見識も狭くなる。

それはきっと、どんなことでも同じ。

 

だから。

国歌独唱について「否」の声をちゃんと受け止めてほしい。

聞かずに否定するのは嫌なので、彼らの曲も聞いてみた。

好みがあるのでなんとも言えないが、GEN氏の歌い方は独唱よりバンドサウンドとしてのほうが魅力的だと思う。

 

同じ愛知県出身者として、今後の活躍に期待したいと思う。

頑張れ!

人見知りだから営業は苦手?人見知りだからこそ営業はやってみたほうがいいと思う。

人見知りこそ営業という仕事に携わってみるべき。

私はそう思う。

 

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「人と話すのが苦手なのに、営業なんてつとまるわけないじゃん」

そんな声が聞こえてきそうだけど。

でも、私は「人見知り」こそ、営業をやってみるほうがいいと思っている。

 

そもそも、こんな主張をしている私も。

なかなかの人見知り。

友人を作ったり、友人から誰かを紹介されてもなかなかうまく打ち解けられない。

人付き合いが得意ではない。

そんな自分に営業の仕事なんて務まるものかと、何年も避けていた。

 

ただ、人と接するのが嫌いなわけではない。

接客業はずっと続けていたが、カウンター業務だったり、いわば窓口でお客様を待つ立場の仕事ばかりで。

もちろん、それも最初は苦手だったけど。

でも何年も続けていくうちに人と話すことは嫌じゃなくなった。

「仕事」という建前が、「人と話す」ことへの耐性を作ったんだと思う。

 

窓口の仕事は、外を回る営業と違って、お客様を出迎えるもの。

対して、外回りの営業は、相手のところに自分で出向かないといけない。

もちろん、飛び込み営業が必要な場合もあるし、紹介で相手のところへ出向くこともある。

正直、どちらも苦手だった。

知らない人といきなり話なんてできるものだろうか。

なんで周りの人たちは、誰とでも簡単に仲良くなれるだろう。

私にそんなことできるものか。

 

ずっとそう思っていたけど。

とうとう営業の仕事をする日がやってきたのだ。

「やったことのない仕事をしてみよう」

ただそれだけだった。

 

接客経験があれば、営業の仕事も慣れてくればそれなりにできるだろうと思っていただけど。

最初はやっぱり人見知りが災いしてうまくいかなかった。

自分から「売り込む」ことが苦手だった。

だから成績はなかなか上がらない。

悔しいけど、なかなか苦手を払拭できなかった。

 

でもある日のこと。

突然大きな売り上げが出た。

なんでだろうと思い、相手に理由を聞いてみた。

その時に言われたのが、「いつもちゃんと話を聞いてくれるから」という言葉だった。

売り込まれることに抵抗があったその人に、私はいつも簡単に商品の説明をするだけで、あとはおしゃべりに付き合うという、会社からすれば何の生産性もない営業だったと思う。

大抵は相手の話を聞くだけ。

そもそも自分を売り込むことが苦手だった私は、相手の話に付き合うことのほうが楽だったし。

宿題をもらえれば次に出向く口実ができるので、緊急でなければその場で答えず持ち帰りにしたこともある。

 

もし私が人見知りなどせず、相手に自分をガンガン売り込むタイプの人間だったら、その時の契約は生まれなかったかもしれない。

 

つまり。

人見知りの利点は、「相手の話が聞ける」ということ。

相手に安心感を持ってもらえるようになるには少し時間がかかるかもしれないけど、ガンガン売り込むだけが営業の仕事じゃないってこと。

(もちろん、ガンガン売り込む営業が悪いとは言わないし、今でもうらやましいと思うけど)

 

そしてなにより人見知りの皆さんに営業という仕事を勧めたい理由は。

自分から友達を作るのが苦手だからこそ、「仕事」を通して貴重な出会いという機会をもらうことができる。

普通に生きていたら知り合えない相手とも、「仕事」を通してなら話をすることができる。

いろんな人の知識や見解を、給料をもらいながら自分のものにすることができるのだ。

 

プライベートでも自分を売り込めるような社交的な人なら。

自発的に出向いて、様々な人々との交流をすることもできるだろう。

でも。

人見知りともなると、プライベートで人と交流をするのは結構な勇気が必要だし、なかなかのストレスになる。

だからこそ、仕事を通じて会社の社長さんとお話ができたり、普段話すことのないような人との話ができるというのは、本当に素晴らしいと思う。

 

ガンガン売り込みができるだけが営業の仕事ではない。

話を聞いてくれることを願うお客様もいる。

人見知りだから営業はできないと思っているあなた。

無理にとは言わない。

でも、一度くらいはやってみる価値があると思う。

時間はかかるかもしれないけど。

私は仕事を通じて、たくさんの人と話ができる「営業」という仕事をやってよかったと思っている。

 

東海豪雨を思い出した~台風19号~

台風の被害に遭われた方々。

心からお悔やみ申し上げます。

 

私の住んでいる愛知県は、特に大きな被害はなく。

台風の進路図見ていても、おそらく大丈夫だろうとは思っていました。

でも、川の氾濫を見ていると、過去の東海豪雨を思い出す。

ja.wikipedia.org

 

まだスマホがなかった時代。

だから今みたいにSNSでの情報拡散などもなくて。

私は駅に取り残された。

 

電車が動かなくなり。

携帯の電波もつながらず。

駅の公衆電話は長蛇の列。

 

どうにもならずに、とりあえずコンビニに飲み物を買いに行ったら。

いつの間にか傘を盗られて

もうふんだりけったり(( ノД`)

 

その後、駅から離れた公衆電話でなんとか親に連絡を取り、迎えに来てもらったけど。

実家まではたどり着けず、途中の祖父の家で一晩を過ごした。

幸い、実家も祖父の家も水浸しになることはなかったけど。

途中で見た川の水位の高さには、本当に恐怖を感じた。

 

私はまだ運がよかったほうで。

後で聞いた話では、たくさんの人が帰宅困難で一晩駅で過ごしたらしい。

 

あの時もいろんな場所で被害があった。

名古屋が水浸しになるなんて考えてもいなかった。

「自分は大丈夫だろう」という正常性バイアスが働いてしまった人は多いはず。

実際私もそうだった。

「大雨なんてそんな珍しいものでもないし、台風なんて聞いてないし」

電車に乗って、駅に停めてある車で普通に帰宅するつもりだった。

そう。誰もが「自分は大丈夫」だと思っていた。

通っていたダンススクールの事務長が声をかけにくるまで、誰も「自分が帰宅できない」という事態を予測していなかった。

いよいよマズイ事態になり、急いで駅に向かった頃には遅かったというわけ。

 

その後も、大雨が降ると、この話題はたびたび出てくる。

中には、水没した車を安価で買いとったはいいけど、ある日車のフロアマットを持ち上げたら、大量の砂が出てきたという人もいた。

携帯電話の水没も多く、その当時携帯ショップで働いていた人は対応に追われて大変だったらしい。

 

その時の経験からか、私が以前働いていた会社は、台風や大雨の際には早めに店を閉めていた気がする。

実際、台風19号が12日に最接近するという情報を受けて、近隣のお店や会社はほとんど朝から休みになっていた。

私の勤めているところも例外なく臨時休業。

東海豪雨の頃はたぶん多くの会社がギリギリまで休業にはしなかったと思う。

それだけでも災害の教訓が生きているということなのかな。

 

日本は本当に災害が多い。

特に近年、自然災害のニュースは増える一方な感じがする。

 

本当に、いつか災害がなくなってくれればいいのに。

突然の悲しい事態に見舞われる人がいなくなればいいのに。

 

今回の台風19号で被害に遭われた方々、

そして台風15号で被害に遭われた方々。

大変な日々が続くとは思います。

すぐに立ち直るとか、そんなに無理することはないと思います。

私も突然の事故で友人を亡くした時、しばらく立ち直れませんでした。

時間がかかってもいいと思います。

あまり使いたい言葉ではないけど、

頑張ってください。

ゆっくりでいいと思うので。

 

少しでも早く、いつもの日々に戻れることを心より願ってます。

 

女性営業職におすすめなアイテム~サブバッグは軽いに限る!

昔は「営業」って男性の仕事というイメージだったけど。

今は女性の営業も多い。

まぁ、保険の営業は昔から「女性」のイメージのほうが強いけど。

 

私の今の仕事は車で営業先を回ることのほうが多いけど、以前は徒歩+交通機関で営業する仕事だった。

電車に揺られて営業先に行くことは、実は個人的には好きで。

なんせ、自分で運転するより楽。

そしてほぼ安全。

もちろん、100%事故がないとは言えないけど。

車で移動するより、圧倒的に事故率は下がると思う。

 

ただひとつ問題が。

それは「荷物が重いと辛い」ということ。

男性でもこれは同じだと思うけど、女性にとってはなおキツイ。

2年ほど徒歩+交通機関の営業をした結果、「これは持っていると便利」というものがいくつかあったので、これから順に記事にしてみようと思う。

 

とりあえず第1弾はバッグ。

バッグひとつで済ませたいけど、どうしてもサブバッグが必要な時に役にたっているアイテムを紹介しようと思う。

 

無印良品のトートバッグ

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無印良品 トートバッグ 荷物の量で広げられる 撥水加工
価格:4980円(税込、送料無料) (2019/10/12時点)

楽天で購入

 

 これは車移動になった今でも重宝しているアイテムのひとつ。

特徴は、

なんといっても軽い

・撥水加工

・A4の分厚いファイルもすっぽり入る

・A4の分厚いノートPCもすっぽり入る

・持ち手がほどよい長さで肩にかけられる

 

底についているファスナーでさらにマチを広げることもできるけど、広げなくてもじゅぶんな大きさ。

書類の持ち運びには本当に重宝している。

そして、バッグそのものが軽いというのはかなり重要。

なんせただでさえ重い書類の束を運ぶのだから、丈夫で軽量という点は逃せない。

 

あと、どれだけ軽くても、持ち手が短すぎるのは不便。

見た目はカッコイイけど、疲れてきた時に逃げ道がなくなる。

これはもう経験済み。

私は持ち手が短いバッグはたぶんもう買わない。

 

弱点があるとすれば、「自立はしない」ということ。

だからこそ、「サブバッグ」として使っている。

自立しないけど柔軟性があるので、書類以外の荷物を入れる時にも役にたつ。

書類はほとんどファイルに入れて持ち運びするし、私は荷崩れの心配はあまりしていない。

 

ちなみにこれ1つで移動することもある。

シンプルなデザインなので、フォーマルな場でも浮かないし。

 

仕事ではきっといろんな疲れがある。

せめて荷物での悩みくらいは減らしたい。

今のところ、この無印のバッグは壊れる様子もなくしている。

しばらくは安心して使えそう♪

 

 

私と同じ営業職の方のお役にたつ記事になれば幸いです。

便利なアイテムはどんどん紹介していこうと思います。

 

先輩の残業

残業を減らすことが、働き方改革だと。

そういう風潮は、最近始まったことではない。

 

ただ、

残業を減らす=仕事の満足感につながる

という構図は、少し違うなと感じている人も多いはず。

 

私の先輩は、社内でも「特に残業時間が多い」ことで有名だ。

毎日の仕事ぶりを見ているが、決してサボっているわけでもなく、

むしろ、誰よりもせっせと働いている。

それでも残業時間は減らない。

いわゆる「36協定」ギリギリの状態。

 

毎日の残業時間をチェックされているが、

今のところその残業時間が減る様子はない。

 

ただ、くどいようだけど。

誰よりもせっせと働いている。

そして、本人にもその自負がある。

誰よりも早く出勤して、誰よりも遅く帰る。

「早く帰りたい」という気持ちはあるだろうけど。

しみついてしまった習慣は、そう簡単に変えられるものでもない。

ベテラン社員になればなおさらかもしれない。

 

実は私も、過去の仕事では同じような経験がある。

人の入れ替わりの多い職場で、10年そこそこ働いていると、

もう立派なベテラン。

後輩に仕事を教える立場になっても、

結局自分でやらないと気が済まないということは、多々あった。

会社で決められている残業時間を超えないように、

タイムカードは早めに切ってしまい、そのあとで仕事をする。

昼間はお客様の対応もあるので、社内の業務は業務後しかできない。

だから残業になっても仕方がない。

「自分にしかこの仕事はできない」と、

どこかで自己満足に浸っていたんだと思う。

 

そう。

結局会社のルールを逸脱しないように、プライベートを犠牲にする。

「好きでやっているから」と自分に言い訳をして、

休日に会社に行くこともあった。

もちろん給料は出ない。

 

それでも、自分がしている仕事が会社の役に立っているという満足感はあったと思う。

周りからちゃんと仕事を認められ、誉め言葉のひとつでももらえれば、

それがまたモチベーションにつながる。

ある意味、給料よりも大きい対価かもしれない。

それでも、プライベートを犠牲にする生き方をするべきだとは思わないけど。

 

でも、今や会社は

「残業の上限を超えないこと」

にばかり目が向いている。

「時間内で仕事を終えれないことは悪」

という風潮は、少なからずどの会社にもあると思う。

 

もちろん、時間内に仕事を終えれることは素晴らしい。

しっかり計画を立てて、計画どおりに遂行して。

理想中の理想だろう。

 

それでも、納期ギリギリの注文が突然来ることだってあるし、

トラブルで立ち行かないことだってある。

そんな時は必然的に残業になってしまうことだってあると思う。

でも、「顧客の役に立った」ことや、「期限内に注文に対応できた」という満足感は、きっと残業代よりはるかに素晴らしいものだと思う。

そして、周りにその事実を褒められれば、やはり次へのモチベーションへと繋がっていくと思う。

 

先輩の頑張りは、正直周り、特に上司に認めてもらえることがない。

だから残業時間が多いことばかりを咎められてしまう。

もう自分は認められないから今のスタイルを変えるつもりもない。

そんな風に意地になっている部分がないとは言い切れないが。


もちろん、見直すべきところはあると思うけど。

それも上司から認められれば自分で改善しようと動いてくれると思うんだけど。

なかなかうまくいかない。

 

長時間労働は、体や心を壊す可能性もある。

そういう意味では残業を減らすことは必要なのだろうけど。

でも、残業時間を減らすことが「目的」になってしまうと、

満足に仕事ができない場合も出てくる。

それに、ただやみくもに「残業時間を減らす」ことを目的にしてしまえば、

昔の私のように、タイムカードを切ってから仕事に

とりかかり、本当の意味での働き方改革にはならない。

 

働き方改革は、本来なら人生を充実させるためのものなんじゃないかな。


今日も先輩は残業をしている。

きっと愚痴をこぼしながら。

早く帰れるといいな。



 

 

 

営業という仕事の楽しさが少しだけわかってきた。

40歳を越えてから。
私は「営業」という仕事を初めて経験した。

それまでは接客業をしていたものの、「営業」という分野は初めて。
しかも40歳を越えてから。

「営業」という仕事へのイメージって、
一般的にはどう捉えられているんだろう?

私の中の「営業」のイメージは。

・成績を上げれば報酬が上がる
・成績を上げるためにガツガツとしている
・成績が悪ければ上司から詰められる
・けっこう嫌われる

なんだか、マイナスなイメージが強くて(笑)

「他人を蹴落としてでものしあがりたい」
それくらいの野心がないとできない、そんな仕事かなと思っていた。

それでも、自分の人生において、一度も経験せずに「No!」という
回答を出すのはどうかな、という思いもあり転職をした。

最初は保険の代理店営業。
面接では既存代理店の管理や対応がメインと言われていたものの、
業界の変化に伴って、結果的には数字に追われることになった。
今でこそ、経験しておいてよかったと思うけど、
働いていた当時はもう、毎日鬱蒼とした日々。

「誰かが誰かの客を奪った」
とか、まるでドラマの世界で起きるようなことがあったり。
私は成績を貪欲に追うタイプではないため、
張り出される成績は常に下位。
ちなみに全国でも下位の成績だった。
いつの間にか違う部署にいた同期は見切りをつけていたし、
上昇志向の強い人間はたとえ新人でも良い成績を上げている。

もちろん、私自身の努力不足は否めない。
でも、いわゆる「水が合わない」状態だった。

ここで学んだことは
・貪欲でなければ営業はできない
・成績を上げなければお金も満足に稼げない

私は正直なところ、あまり貪欲なタイプではない。
お金は欲しいけど、その前に働いていた場所で精神的にも
まいっていたこともあり、マイペースで働きたいと思っていた。
つまり、私の理想とする生き方はできないと思い、見切りをつけた。

もちろん、経験したこと自体はよかったと思う。
営業の世界がどんなものなのかを体験することができたから。

ひとつ思うことは。
1年で答えを出すのは早かったかなということ。

向いていない仕事に時間を費やすのは無駄だと、
当時の私はそう考えていた。
でも。
もし2年目、3年目と経験を積んでいれば、それなりに要領を得て仕事していたのかも。

営業の仕事は「売ること」「利益を上げること」が重要だけど。
同じ場所に長くとどまることで築けるものもある。
それが「人脈」。
人付き合いが苦手なら、なおさら。
時間をかけて相手と向き合うことで、大切な人脈が生まれることもある。
この「人脈」があるから、次の売り上げにつながるし、利益につながる。

協力してくれる人を増やす。
それは人脈という武器の特徴だ。

今は全く違う分野の営業をしているが、「人脈が大切」だということは
今の仕事でも痛感している。
長年働いている先輩との成績の差は「人脈」だと思うことが多々ある。

人は知らない人には警戒心を抱く。
知っている人に対しては警戒心を抱かない。
知らないものは怖いから。
知らない人に知らないサービスを勧められても、
警戒心が解けない限り成約につなげることは難しい。

私は40歳になってから営業の仕事を始めた。
実のところ、人付き合いは得意ではないし、飲み会も好きじゃない。
でも、実は今ちょっとだけ仕事が楽しい。

営業という仕事を初めて、今年で3年目になるけど。
ようやく少しだけ、「営業」という仕事の楽しさがわかってきた気がしている。

もちろん、転職したばかりなので人脈というほどのものはまだないけれど。
プライベートで知り合えることがない人とも、「営業」という仕事を通じて
話をすることができる。
私のような「人見知り」には、むしろありがたい仕事なのではないかと、
最近ちょっと実感している。