Life-Log

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「話を聞く」ことは人間関係を良好にする

あなたは人の話を「ちゃんと」聞けますか?

 

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人の話を聞く。

簡単なことだと思いきや、「ちゃんと聞く」のは実はけっこう難しかったりします。

 

私は営業の仕事をしているんですが、「相手の話をちゃんと聞く」とことが如何にタ大切で、如何に難しいかを実感しています。

 

そこで。

今日は「話を聞く」ことについて記事にしてみました。

 

①人は自分の話を聞いてもらいたい

②人の話をちゃんと聞く人は好かれやすい

③「傾聴」を意識すると人間関係は良好になる

 

では順番に。

 

①人は自分の話を聞いてもらいたい

実は人間は「話を聞く」より「話をする」ほうが好きだと聞いたことがあります。

もちろん、「私は話をするのが苦手」という方も多いかもしれません。

でも、自分の話したいことを聞いてもらうとすっきりしますよね?

さらに、その話が相手に肯定されれば気持ちよくなりますよね。

いわば、承認欲求が満たされ、自己肯定感が高まります。

 

誰だって否定されるのは嫌だし、自分を認めてもらいたいという気持ちは多かれ少なかれ持っているでしょう。

 

「いやいや、私はちゃんと話を聞いてるよ」と自分で思っているつもりでも、意外と人の話を聞きながら自分の話をしてしまうことって、思い当たることもあるのではないでしょうか?

 

私の上司のお話を少しさせていただきますね。

 

先日実際にあったことなんですが。

少し業務で困ったことがあり、上司に相談しようと思い、時間を作ってもらいました。

お客様への対応などを見ていて、私の上司は「話を聞くのがうまい人」だと思っていたので。

少しトラブルが起きてしまったのですが、もともとその仕事に携わっていた上司に何かいい解決策がないかを相談しようと話始めた直後です。

 

「私も前は大変だったんだよね~。その時はどうなるかと思ったけどね。あ、そうそう、私も今別件ですごく大変なんだよね~。実はこういうことがあってね・・・」

 

冒頭から上司の苦労話と武勇伝・現在進行形の苦労話に代わってしまい、私の相談への回答は得られず、「もう出なきゃ」と言って去っていきました。

忙しいことは知っていたので時間を作ってもらうようにお願いしていたんですけどね(笑)

 

ただ、「話を聞くのがうまい」という自負を持っている人間でも、やはり自分の話は聞いてほしいのです。

特に自分に余裕がない時は尚更。

相手の話をちゃんと聞くというのは、「話を聞く意識」を持たないとできません。

改めてそれを実感しました。

 

②人の話をちゃんと聞く人は好かれやすい

そんな私の上司ですが。

実は私の上司はいわば「仕事のできる人」と、周りに認知されています。

特に人脈を作るのが上手で、いわば「偉い人」に好かれやすいタイプなんです。

相手に自分の話をさせて、さらに気持ちよくさせることが上手です。

 

相手を敬い、ちゃんと話を聞き、承認欲求を満たす。

自分の話を聞いてくれる相手に対して、人は好感を持ちます。

この人は私の話をちゃんと聞いてくれる

そういう姿勢に人は弱いのです。

 

認めてもらいたいという欲求があるからこそ、人は話を聞くより「話をする」ほうを好むということですね。

 

③「傾聴」を意識すると人間関係は良好になる

「傾聴」という言葉をご存じでしょうか?

相手の話にしっかり耳を傾け、共感するという「聞く技術」です。

接客業などをしている方は、よく知っている言葉だと思います。

 

私は以前接客の仕事をしていたのですが、この「傾聴」の大切さを実感することが多かったです。

特に「苦情対応」では、傾聴が本当に大切だということを学びました。

 

苦情を言いに来ているお客様に対して、たとえそれが理不尽だとしても、こちらが話を遮ってしまうと余計にヒートアップしてしまう。

経験が浅い頃はしょっちゅうでした(笑)

 

相手の話を遮らない。

話にはしっかり耳を傾ける。

相手の言葉に共感する。

 

実は「ちゃんと話を聞いている」という誠意が伝わると、ちょっと不思議なことが起こるんです。

最初は怒っていた人が、最後には笑顔になってくれる。

もちろん内容によっては笑顔を引き出せない場合もありますが、円満に解決できる割合のほうが高いというのが、私が接客業を行ってきた上での肌感覚です。

 

そして、その後はファンになってくれる。

そのお客様との良好な関係でのお付き合いができるようになります。

そうすると、自分自身も仕事がしやすくなるんです。

 

営業職に就いた今は、この「傾聴」の技術が今まで以上に大事だと感じています。

営業マンって、つい自分の商品を紹介したくなりますよね?

そしてついつい説明ばかりになりがちですよね?

でも、それでは良好な人間関係までは築けない。

その結果、商品が売れずに終わってしまうことも。。。

 

相手は自分の話も聞いてほしいのです。

自分の話を聞いてくれる人が好きなのです。

だからこそ、「傾聴」ができる営業マンはお客様に信頼されるし売り上げも上がる。

「この人から買いたい」と思ってもらえれば、営業成績だって心配なくなりますね。

 

「傾聴」は人間関係を良好にします。

なぜなら、「自分を認めてくれる人」に人は好感を持つから。

 

もちろん、「ちゃんと聞く」ことが大事。

聞いてるフリは見抜かれますからね(笑)

 

そして、仕事だけでなく友人関係や夫婦関係なども、「傾聴」ができると良好な関係が築けますよ。

 

よかったら、「聞くこと」の意識を少しだけ変えてみてくださいね。

 

それでは、今日はこのへんで。

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^